彦松志朗の日記

ピアノへの思いと、日々のモヤモヤに対する考察

どうしてもやりたくない仕事について

自分の担当している業務で、どうしてもやりたくないものがある。なぜやりたくないのか。それは無意味だからの一言に尽きる。

 

勤め人である以上、仕事と人間関係は選べない。とはいえ、この業務は断ればよかったと思っている。どう考えてもやる必要性がないので、腰が重くなる。そして、月日だけが過ぎていく。そして、ますます手をつけにくくなる。

 

そもそもどうして働かないと生活できないのだろう。40歳を過ぎて、こんなことを真面目に考えている。好きなことをやって、自分の思い描く生き方をしたいのに、現実問題として勤労という行為を通じて生活の糧を得なければならない。しかも人生の大半を労働に費やす。

 

我々人間は死ぬまで消費行動をしなければならず、そのためには現在のところ金銭収入を得なければならない。仕事を定年まで勤めあげたらその後は年金で消費行動を継続する。でも、それって正常な生き方なのだろうか。自分の時間の大半を、自分の場合は、意味の見いだせない仕事に時間を費やし、それで得た収入で生活をする。生きるために無意味な仕事に時間を費やす。もしくは誰かの満足のために自分の時間を犠牲にする。忘れがちであるが、時間を費やすことと、寿命を縮めることは同じである。

 

時は金なりではない。時は命なのだ。だからこそ、自分の納得の行く時間の使い方をしたい。だからこそ、やりたくないことはやらなくてもいい、そんな時代が今すぐに到来してほしい。