彦松志朗の日記

ピアノへの思いと、日々のモヤモヤに対する考察

離れていくのではなく取り残されていく

娘が一人でお風呂に入るといって、それ以後ずっと一人で風呂に入っている。小学校低学年である。

 

いずれはそういうときが来るとは思っていたが、こんなにも早くそのときが訪れるとは思ってもいなかった。

 

だからといって、特に寂しさのようなものはないのだが、何とも漠然とした心のざわつきがあって、それは何かと考えてみた。

 

それは、自分の知らないところで、自分の知らないうちに成長していく子どもに対する焦りだという結論に至った。子どもが成長するということは、自分が取り残されていくということなのだ。つまり、成長とともにどんどん先に行ってしまう子どもに対する焦りということになる。そして、取り残された距離はどうあがいても追い付くことなどできない。そもそもが同じ道筋をたどっていないのだから。