彦松志朗の日記

ピアノへの思いと、日々のモヤモヤに対する考察

仕事が超絶つまらない

ここ数年、いや、社会人になってから一度も仕事を楽しいと思ったことがない。

 

バブル経済崩壊後に苦労して働いていた両親を間近に見て、そして自分自身も就職氷河期世代ということもあり、定職があって、毎月決まった給料をもらえることはありがたいことだと思っていた。そして、それと引き換えに、仕事はつまらなくて当然だとも思っていた。

 

俺は与えられた仕事を消化することで、生活給をもらえる。給料をもらえるから人並みの生活ができている。つまらない仕事をこなすからお金をもらえる。仕事にやりがいや楽しみを求めるのは筋違いだ。辛くても遣り甲斐がなくても、定年までしがみつくんだ。そう思って、そう自分を納得させてここまでやってきた。

 

でも、仕事には時間だけでなく寿命も費やしていると気づいた時、このままではマズイと思った。自分の本意でないことに寿命を費やしている。思い返せば、毎朝憂鬱な気持ちで布団から出て、行きたくないと思いながら電車に乗って、このまま夜が明けなければいいのにと思って眠りにつく。こんなことをずっと続けてきた。そして、今後も同じく続くのである。毎日毎日毒沼を歩いてHPを削られている。そんな気持ちである。

 

どうにかこの状況を変えたい。このまま続けたらきっと死ぬときに後悔する。でも、どうやって?現実問題として、住宅ローンもまだまだ残っているし、子どもの教育にもお金が必要だ。今の時代に、しかもこの年になって、今よりもいい条件で雇ってくれるところなんてまずないだろう。とはいえ、今後もこの状況を続けるのは本意ではない。続けること自体は可能だが、それはお金と安定とを引き換えに、我慢と忍耐で敷き詰められた道を歯を食い縛りながら進んでいくことになる。

 

結局は自分の力で何かを引き寄せて何とかするほかないのだ。そして、その日は遅かれ早かれきっとやって来る。